[スピーカー]

ジャンクはBOSEを超えるか?! [ジャンクスピーカーその2]

Artsp05 内部調査。

PSTにコンデンサをパラったものが入っている(ディッピングフィルターに抵抗をパラってあると考えるべきか?)。コンデンサは12uF、2発のウーファーは直列=12Ωなので、800Hz前後を落としてあるようだ。コア入りのLはインダクタンス不明だが、3mH程度か?並列の抵抗があるので、ディップの谷はどんなに落ちても-5dB前後だ。

外見に反してマシなネットワークが入っておるよね。

Artsp06 ツイータはその後に2.2uFを介して接続されている。6Ωなのでクロスは12kHz、-6dB/oct。

Artsp07 今回はフルレンジ→ウーファーに交換しているので、まずはこのコンデンサを4.7uFに交換、クロスを5,600Hzに下げて中高域の中抜け感を改善。

今回入れたユニットは7Ωなので×2で14Ω。そのままではディッピンフィルタのfがずれるので、12uFをParc Audioの10uFにして。。ちっとはマシになったか?

Artsp11 やっぱ、Hi上がりだ‥‥

Artsp08 基板のパターンをルーターでガリガリ削って、ディッピングフィルタのコンデンサと直列に2.2Ωの抵抗をぶち込む荒業。ディップより上の周波数を全体的に1.5dB程度落とす。こうなるとCの影響が弱まり、LとRが支配的になるので、動作はPSTに近くなってくる。

聴いてみると、、お、割といいじゃん。

音量を上げていくと、中低域でポコポコと箱鳴り?するのが気になる。バスレフポートから高い音が漏れている(ような気もする)。

Artsp09 キャビネットの中にレジェトレックスをペタペタ貼って鳴き止め。だいぶ重くなった。(吊るしたら天井が抜けるか?)更にポートから漏れる中高域を抑えるために高性能吸音材シンサレートを適量。

Artsp10 それでもまだちょっとツイータが鳴り過ぎなので、固定アッテネータを入れて2dB弱落とす。

おお、いいじゃんいいじゃん♪
キャビの容積が小さいので低音は多少不足するけど、BOSEの101MM位にはなったと思うよ(うそつけ)。案外BOSEのイコライザアンプで鳴らしたりするといいかも。

というわけで、おもちゃとしては上等なレベルに仕上がったので、これにておしまい。

| | コメント (1)

馬鹿とジャンクは使い様 [ジャンクスピーカーその1]

Artsp01 ずい分と前に手に入れたヘンテコな形のスピーカー。『ART AUDIO model LH-30』、天井から吊るして使う形。昔テクニクスからも吊るすタイプの球形スピーカーが出ていたが、これら、一体どういうシチュエーションで使うのかね?店舗用かな?

パンチングメタルのネットが付いてるが、デザイン劣悪、なんだこれ?(笑)。

Artsp02 最初入っていた10cmのダブルコーンフルレンジ2発(左右計4発)は別のことに使ってしまったので、残っているのはドームツイータとネットワークが付いた樹脂製のキャビネットだけ。右と左で色が違うのがミソなのか?

そういえば外したフルレンジは、コイズミ無線で同じ物売ってたので、オーディオ用としてそこそこ使える代物だったんだろうか?最初の印象としては碌な音がしないように思っていたのだが‥‥

いつまでキャビネットだけ置いておいても邪魔なだけなので、適当に中身を入れて完成させることにしよう。ってこんなおもちゃみたいなジャンクいじる奴、真のオーディオマニアじゃねぇ(笑)。

Artsp03 加工が必要になるとしちめんどくさいので、ぴったりサイズのユニットを探す。と言ってもなかなか無いな‥‥と思っていたところにオークションで良さそうなユニットを発見。『シャープ製 VSPA010BP386S 7Ω40W』一応ウーファーのようだが、10cmなのでそこそこ高域も出るだろうし、ツイータが付くので、クロスを少し下げればおそらく大丈夫だろうよ。

届いてみると、しっかりした作りでそこそこいい音しそう。紙コーンでエッジは布製。プレスフレームの剛性もまずまず、キャンセリングマグネット付き。機器組み込み用のバルク品だろう。サイズはネジ穴まであつらえたようにぴったり。

Artsp04 早速キャビネットに取り付けてみる。。。ふーん、悪くは無いけど、ちょっとチャカチャカ高域がうるさい。当然低音は不足気味。

さてと、まずはネットワークからいじるか‥‥

| | コメント (3)

さようなら~小型のSPで低音をモリモリ出す

前回PSTの周波数を上げてやると具合が良い。。。と書いたのだが、その後試聴を繰り返していたら、どうやら違うようす。

中低音域の中ヌケ感は、中低域のレベルが下がっているのでは無く、低域のブーストし過ぎ?というのが原因だった模様。元々小さい割には低域の出るスピーカーなので、+6dBは持ち上げすぎだったようだ。

再度ブースト周波数の見直し、200Hz~300Hz程度にした上で、ブースト量を3dB程度に抑えるとうまく繋がってくる。。よしよし。

Solid12 で、内部のネットワーク基板がスカスカで意味無さそうなので、バラしてラグ板を使って省スペース化。コンデンサは電解⇒フィルムコンデンサに交換、併せて配線の長さが合わないので、引き直し。

ツイータを固定しているバーが邪魔なので一旦外して作業。あれあれ、固定バーにツイータのマグネットがくっついて取れてきちゃったよ。。。。。


・ん?

Solid13 うわっ!!!振動板が取れてるぅぅぅ。

ツイータの振動板とマグネット周辺(フレーム~ヨーク)が見事に分離。振動板の外周についていたモルトみたいなパッキンが融着してキャビネットにくっついていたらしい。コーン一体のボイスコイルは本体側に残り、フレーム側の端子と繋がっている配線は当然ぶっちぎれて再起不能。

Solid14 ボイスコイルを少しほどいて直そうかと思ったが、接着剤でしっかりと固まっていてほどけて来ねえし‥‥

あーーーーーーあ、一気にモチベーションは低下。あはは、壊れたツイータは不燃ゴミだあね。古いスピーカーだからパーツも無さそうだよね。どうしたもんだか。切ねえっ。とりあえず残った部分だけ保管かね。

Solid15 といわけで、数回に渡る『小型のSPで低音をモリモリ出す』企画はこれにておしまい。

| | コメント (0)

小型のSPで低音をモリモリ出す★その3

Solid09 ネットワークのLCはこのままで良さそうだが、ツイータがちょっと鳴り過ぎ。R1を1Ω(-1dB)から3.3Ω(-3dB)に変更してバランスは良好。ネットワーク基板から余計なものを取り除いて取り付ける。かなりシンプルになった。っていうか、基板になってる意味ないか?

Solid07 ついでに加工⇒背面のスピーカー端子がバナナプラグ対応で無いのが不満だったので、手持ちのバナナプラグ対応品に交換。

Solid08 仮組みして音を確認。低音の量感はそれなりに上がったものの、中低音域の中抜け感が強い。特にベースがスケールで動くJAZZなどを聴いた時、ベースの音域が高い方に動くといきなり音量が落ちてしまう。

PSTのコイルを色々と交換しながら試聴を繰り返す。2.2mH⇒580Hz(もう少しかな?)1.8mH⇒700Hz(ちょうどいい感じだ。)スピーカーそのものの低音域が、意外に高い周波数から落ちているんだなぁ。まあ、+6dB/octなんで、1,600Hzから少しづつ上がり始め、+6dBになるポイントが700Hz。。。そんなもんか?

こんなもの測定してみればすぐにわかることなんだが、引越しの準備でマイクやらミキサーやら全部片付けてしまった(^^; 引っ張り出すのが面倒なんで、あくまで聴感だけで調整。

さて今度は低音が増強された分、キャビネット内部のボコボコと箱鳴りっぽい付帯音が目立つようになってしまった。箱は高損失樹脂ということらしいが、薄いプラスチック製なんで無理も無い。

Solid10 ←中に入っていた吸音材。目の粗いフィルターみたいな素材。軽い。

Solid11 前回のスピーカー製作で余ったシンサレートがあったので、内部側面も覆うように大きめに切って入れ替えてみた。よく低い周波数に吸音材は効果無い、と言われているのであまり期待はしていなかったが。。。意外に効いた!箱鳴りは気にならない程度になった(^^)

ええやん♪

| | コメント (0)

小型のSPで低音をモリモリ出す★その2

『忙しいのでジャンクいじりどころでは無い』と先日書いたばかりだが、これが結構ストレスが溜まる。。。あーーなんかいじりてぇ。

ということで無理やり時間を作って、やりかけのスピーカーいじり開始っ!! (^^)

Solid02 まずはコイルと抵抗による低音域だけを増強する回路(PST)を組んでつないでみる。PSTとは長岡鉄男氏命名のシンプルなローパスフィルターで、何のことは無いコイルと抵抗を並列にしただけのもの。スピーカーに直列に繋ぐ。

このPSTについては色々なところに資料があると思うので、詳しく知りたい方は『PST方式』でググッてみるべし。

今回は200-300Hz以下を増強したいので、コイルは4.7mHとした。抵抗は8.2Ω。こうすると270Hzから高域に行くに従って-6dB/octで減衰し、およそ540Hzから上はずっと-6dBとなる。相対的には540Hz~270Hzに向かって+6dBでブーストされる形だ。スピーカー全体では能率が6dB落ちた形にはなる。

Solid04 試しにこの状態で聴いてみると、低音はまあまあ出るが、今まで気づかなかった高域(2-3KHz)に不自然なピークが出てうるさくなってしまう。なんでだろ?ユニットの特性なのかはたまたネットワークのせいなのか。

Solid05 調べるため、キャビネットを開ける。基板のパターンを辿ってネットワークの回路を調べてみる。いわゆる-12dB/octの2WAYネットワークで回路図は右の通り⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒

Solid06 LCの組み合わせがちょっと変なので、ネットワーク計算プログラムでシュミレーションしてみるとC1、C2の容量が大きすぎてクロスオーバー周辺に共振のピークが出来ている。これはいわゆるこの機種の味付けなんだろうか?これがうるさい原因だろう。

Solid03 LかCをいじることで平坦な特性にするわけだが、コイルはあまりいじりたくない(単に値段が高いから-笑)。とりあえずコンデンサを色々と小さい値に換えて試聴を繰り返してみたが、どうしてもウーファーとツイーターがうまく繋がらない。

さて、困った。。。。

試行錯誤の末、ふと『-6dB/oct』にしてみたらどうなの?と思い付き、L2とC2を外してみる。これにより位相が回転するのでツイータの極性を逆にし、合わせてC1の容量を2.2uFにする。これで約4KHz -6dB/octクロスになる。ハイパスフィルタのコンデンサの容量を小さめにしたのは、大人しめの味付けが好きだから。

お、いいんでないかい?まだちょっと微調整の必要はありそうだが、かなりいい線いってる感じだねぇ。

| | コメント (0)

小型のSPで低音をモリモリ出す★その1

ここのところずっと忙しくて、更新もままならず‥‥あらま、すでに2月だ!歳を重ねる毎に月日が経つのがだんだん早くなる。。ああ、恐ろしや。ある日ふと気づくととんでもないジジイになっちまっているじゃなかろうかね?げ、浦島太郎じゃん。

残り少ない(?)人生、有意義に過ごさなければ後悔するぜっ!てことで、予てからやろうと思っていた『ちっさなスピーカーで低音モリモリ』計画に取りかかることにしたのだ(^^)

小型、高性能なスピーカーと言われる代表は『BOSE 101MM』や『JBL CONTROL 1』などだが、どれもそのまま鳴らしたのでは、明らかに低音は不足する。アンプのトーンコントロールで持ち上げるか、スーパーウーファーを追加するのが一般的な使い方だろう。

Solid01 今回の目的⇒これらの小型SPを、アンプでBASS BOOSTせずに、バランス良く低音まで再生できるよう改造する。素材は手持ちの英ROCK SOLID社(B&W)のSOLID 5。

いわゆる小型モニター系のSPだ。いかにもイギリスっぽい上品さはありながら、カチッとした音が気に入って15年位前に購入。当然低音はあまり出ないが、アンプ側で3~6dB程度ブーストしてやると俄然元気に鳴り出す、とても良いスピーカーなのだ。個人的には101MMよりはずっといい。残念なことに現在は生産されておらず、入手も困難だ。

さてこれをベースに改造していくわけだが、方法としては①内部の吸音材を増減して中、高音の反射による鳴りを抑える。②中高音のレベルを下げて、相対的な低音のレベルを上げる。

という2ステップで試してみようと思う。当然全体的な能率はかなり低下する。アンプを使わず、パッシブな方法で低音増強するのだから、こればかりは仕方無い。

| | コメント (3)

もふっ!と吸音さん♪

何と前回の更新から早半月。あまりの忙しさに目が廻りそうだす。。この不景気の折、忙しいなんて言ってられるのは幸せなのかもしれませんが。。

付け加えると、残念ながら金にはなってませんです(泣)。

Kapibara ←窓際のスピーカー、ブーミーな低音を改善すべく色々と考えた末、辿りついた方法がこれ。『もふっと吸音さん♪』(←思いっきりパクリ。元ネタ=もふっとカピバラさん)

窓際にぬいぐるみを置くとダブついた低音を吸収してくれるんでないの?と思って実行。これが思いの他結果良好。ボーボーいっていた低音がすっきりして、ほとんど問題無くなった。見た目も問題無し(問題あり?)。

ところでこやつは『カピバラさん』では無く、『ホワイトさん』なんだそうだ。なんだそれ?ピンクのはコリラックマという名の小さくないヤツ。

| | コメント (0)

特注スピーカースタンド

窓際に置いてあるセレッション3は出窓にベタ置き。低音がボコボコと響いてしまう上、位置も低いので音が耳まで届かない。何とかしたいなぁ。。と思っていたが、丁度良い高さのスタンドも見当たらずそのままになっていた。自分で作るほど時間も無し‥‥

そんな時、「仕様に合わせたスタンド作ります」という業者さんを見つけたので、特注サイズでお願いすることにした。天板はパイン集成材、柱はホワイトウッドでウレタン塗装仕上げ。特に際立った特徴は無いものの、これを1組1万円足らずで作ってくれるのは安い♪

特注スタンド 注文から約10日、仕上がりの連絡を受け直接引取りに行く。偶然にも業者さんの所在地が自宅から車で10分程度の所だったので、送料もかからずとても助かった。

特注スタンド 早速スピーカーを設置してみる。仕上げもなかなか良く、色も指示通りで違和感無く収まった。ちょっとアンティークな手作り感がインテリアを選ぶかもしれない。

肝心の音だが、かなり低音域が締まったものの、その分量感が不足してしまう。13cmの密閉ブックシェルフなので、若干アンプでBASS BOOSTしてやらなければ低域が不足するのは仕方が無い。

アンプ側で多少補正してやると、かなりいい感じにはなってくるが、出窓という設置場所に問題があり、どうしても狭い空間に低域が周り込んでブーミーになりやすい。これを解決するには、①出窓の壁面に吸音材を貼りめぐらす ②設置場所を変える となる。

①は見た目が悪くなるし②は場所が無い。。。さてどうしよ?

| | コメント (8)

びんぼー暇なし。。ひとまず完成 [DENON SC-101]

ここのところブログの更新もままならぬほど時間が無いのだ。ジャンクいじりも全く出来ず‥‥ういーーん、忙しいよお (@_@) まあ暇よりは有難いことではあるが、少々疲れ気味だす。。。

まったりべしこ 猫はいいよなあ。。まったり、ゆったりで3食昼寝付き。座布団や暖房もあって寒い冬もぬくぬく。ああ、猫になりてえ(=^・^=)

さてメンテナンスの終了したSC-101。紙コーンのウーファー⇒でるたおれふぃん何とかっていう難しい名前の樹脂ウーファーに換わって見た目は精悍に。ゴキブリみたいに黒光りしていてかっこいいぞ(笑)。

SC-101完成 エッジの破れていない状態の音を聴いていないので何とも言えないが、感じた範囲では、中高域の元気の良いサウンド、低域は弾むような軽やかな音⇒低音域に厚みのある重量感のある柔らかなサウンド、高域はおとなしめに。アメリカンなトーンからヨーロッパトーンに変わった感じ?

現在事務所のBGMに活躍中。ネットも洗って綺麗になったことだし、好みの音に仕上がったので、暫くはこれをメインに使うことにしよ。

| | コメント (2)

コンデンサ交換 [DENON SC-101]

SOLEN箔巻 ツイータのハイパスフィルタに使われている電解コンデンサを交換。ちょっと贅沢に定評のあるSOLENの箔巻きを使ってみた。4uFの部分だが、ぴったりのものが無いので3.9uF。容量誤差の範囲なので問題無し。ちょっと高いけど、見た目の豪華さと『MADE IN FRANCE』の文字に萌え~(^^)

これでネットワークは出来上がりなので、組み立てて聴いてみる。それほど大きな差は感じられない。な~んだ、こんなもんか、という程度。(ねこまたぎの耳が悪いのか?)

あえて評価するなら、電解コンデンサに比べるとちょっと高域の線が細くなった気がする。そのかわり粗さが消えて響きが綺麗。レンジは少し広がったように感じる。全体には滑らかで、ねこまたぎは好みの音色だ。一方パンチのある音を求めるなら、電解コンデンサの方が良さそうだ。

トータルで見れば、かなりバランスの良い音のスピーカーに仕上がった。やはりローエンドを気持ち良く伸ばそうと思ったら、口径の大きいウーファーに密閉、というのが良いのかもしれないと再認識。

| | コメント (0)

クロスオーバー調整 [DENON SC-101]

コア入り0.7mH ネットワークのクロスオーバー周波数を調整する。元から付いていたウーファーは8Ω。ハイカットフィルタは0.7mHのコイルを直列に入れた6dB/oct -3dBのもの。この状態でのクロスオーバーは計算上1,700Hzとなる。コストの関係からか、フェライトコア入り。

ネットワーク回路 このままで5Ωのユニットを付けるとクロスは1,140Hzになり、ちょっと中抜けのもこもこした感じの音になる。同じクロスにするためにはコイルを0.47mHにする必要がある。TRITECのコイルが手持ちにあったので交換してみた。

計算上は合っているはずなのだが、実際の音は2~3kHzあたりが五月蝿くなって、聴感上あまりよろしくない。元から付いていたユニットと交換したユニットでは、中音域での再生能力に違いがあるようで、うまく繋がらないのだ。クロス部分にピークが出来る。

ウーファーに10uFのコンデンサをパラで抱かせてみる。これでクロスは3,000Hz、12dB/oct -6dBになる。が、これもダメ。やっぱり中域が出すぎ。

空芯0.56mH クロスを1,430Hzに落としてやったら(コイルを0.56mHに交換)、まずまずの結果となったのでこれでいくことにする。コイルはやっぱり空芯の方が見た目ゴージャスだし、音も良さそう。。けどでかっ!あとはツイータのコンデンサ。ノンポーラの電解なので、容量抜けしているかもしれないぞ。

| | コメント (3)

キズ取り職人?初心者編 [DENON SC-101]

磨き前 バラしたタイミングで、キャビネットを磨くことにした。もともと艶消し仕上げのなので、どうしようかな~と思ったが、傷が多いのでやっぱり磨く(^^)。

本当は木目部分だけクリア塗装し直したいけど、あまり暇も無いので止むを得ない。金で解決するほど(塗装屋に出す)余裕も無いしね。。。トホホ

最近体力の衰えが激しいので、手で磨くのは命取り(笑)。電動工具の力を借りることにした。歳を取るとやはり他力が基本だ (^^;

バフがけ3点セット(ウレタンスポンジ、拭き取りバフ、仕上げバフ)をホームセンターで買ってきて電動ドリルに取り付け、コンパウンド入りワックスでぐりぐりやる。この時バッフル、リヤバッフルにはワックスが飛ばないようにマスキングをしておく。

磨き後まずはスポンジにワックスを染み込ませて、ひたすらぐりぐりぐりぐり‥‥その後コールテンの拭き取りバフでワックスを落とす。最後に羊毛の仕上げバフで磨いて出来上がり。なんか職人になったみたいな気分で結構楽しいぞ。

が‥‥やはり元が元だけにあまり綺麗にはならなかった。塗装が艶消しだったこともあり、まあこんなもんか。。という程度の仕上がり。妥協。

| | コメント (0)

ウーファー交換とメンテナンス [DENON SC-101]

巷では3連休だったそうな。ねこまたぎ初日のみお休みを頂き、相も変わらず営業中でござる。嗚呼悲しきかな弱小企業。。

さて、先日もらってきたDENONの『SC-101』を修理するため、ウーファーを物色。さすがに20cmともなると、ちょっと良さそうなブツは高価だ。しかも密閉向きとなると選択範囲は限られる。これは中古だな。。。

オンキョーウーファー と思っていたところにオークションでONKYOの中古ユニットを発見。外形寸法もぴったりなので迷わず落札。受け取り後、出品者に問い合わせるとPS-55から外したものだとのこと。エアサスペンション方式(密閉の一種)のスピーカーなので、今回の用途にはぴったりだ。

コーンには『DELTAOLEFIN REFINED DIAPHRGM WOOFER』と書いてある。でるたおれふぃんりふぁいんどだいあふらむ?なんだろう??何かすごい素材なんすかね?

アッテネータ とりあえず古いユニットと入れ替えて鳴らすと。。。おや、なんかいいよ。ウーファーの能率が低いのでツイータが鳴り過ぎてちょっとうるさいけど。固定アッテネータを入れて-7dB程度にすると心地よいバランスになる。

アッテネータ回路図 右が回路。この状態でツイータの見かけ上のインピーダンスは8.38Ω、減衰量は-7.15dBだ。調整はあくまで聴感によるもので測定はしていない。

ウーファーのインピーダンスは5Ω。元々付いていたウーファーは8Ω、当然クロスの周波数もずれてくるので調整は必要だ。

古い端子 ネットワークを外すため分解したついでに、入力端子もショボいので交換。既製品では合わず、古い端子板を外して採寸、アルミ板を切り出して端子を取り付け自作する。

NEW端子 いつもこの辺で採寸ミスとか穴開けミスがあって、一回できちんと合った試しが無いのがねこまたぎ流工作。ところが。。なんと今回は寸分の狂いも無く出来ていた。自分でも驚いた(笑)。

塗装済み端子 普段見えない場所だからこのままでもいいのだが、やっぱり黒い方がいいよね、ってことで再度分解。アルミ板を黒く塗装して組み直し完成。

| | コメント (0)

アダプタリング

アダプタリング SC-T11XGにツイータを取り付けるために、取り付け穴を合わせるアダプタリングが仕上がってきた。

3mm厚の鉄板の加工品で、図面を書いて板金屋さんにお願いしていたもの。今回の塗装は贅沢にも粉体塗装。さすがプロ!仕上がりがとても綺麗。

早速取り付け。。。あ、、ちとツイータ用の穴が小さい‥‥か?フレームの裏側一部にちょっとした段差があり、これを見落としていた。内径をあと5mm大きくすべきだった(T_T)

うううぅぅぅ、、またやっちまったよ。

ま、とりあえずいっか。フレームが0.5mm程度浮くだけで、取り付け自体は出来る。気密性も問題無さそうだし。。。

で、音だが、ちょっとだけ低域のダブ付きが気になったので、端子穴から吸音材(シンサレート)をバスレフダクト周辺に入れて様子を見る。ダクトを塞ぐ程入れると低域不足になるので、ダクトの下側に敷くように入れてほぼ解消。

スピーカーの値段を考えれば、この音なら上出来(^^)

| | コメント (0)

デンオン時代のJBLもどき? [DENON SC-101]

sc10101 先日引越しの手伝いに行った。その際、大きくて邪魔という理由から頂いたDENONのスピーカー。「オークションで売って、足代にでもしてくれ」とのことで持ち帰る。

持ってみると結構重くてしっかりした作りの20cmウーファー、密閉2Way。ネットを外すとウレタンエッジは朽ち果て、もはや密閉では無い(笑)。

sc10102 この状態で当然低音はスカスカだが、それでも割としっかりした音は出る。きちんと直したらいけるかも?昔のJBL(43系列)を意識したようなデザインで、音もメリハリの効いた同傾向のようだ。とりあえず直してみるか。。。

15年位前の製品なので(1993~4)補修用のパーツは無いだろうね。密閉向けの16cm~20cmのウーファーを探してみようかな。裏蓋にホールソーで穴を開けてバスレフに改造するというのもアリ。

| | コメント (0)

ツイータ比較

SC-T11XGのツイータは、ユニット自体に問題あり。何をどうやっても良くならない。ウーファーがフルレンジに近い仕様なので、ツイータは外してしまったほうがバランス的にはマシ。

手持ちのツイータがいくつかあるので、交換して聴き比べをしてみた。

■DENON純正 論外。カンカンした音でねこまたぎには聴くに耐えない(まあ、好みの問題なので、これがいい人はそれでよし)。
SONY 昔若松通商で買った何か良くわからないSONYのユニット。製品組み込み用のバルク品と思われる。
結構いい。ウーファーと自然に繋がって、鳴っていることを意識させない。能率は不明だが、ちょっと低め?多少物足りない感はあるかも。
morel morel(モレル)のMDT39。28mmの小型ソフトドーム。かなり高価な部類に入るので、今回の目的にはちょっと勿体無い?
悪くは無いが、ちょっと硬めの印象。アッテネータでレベルを落とすなどした方がいいか。
PIONEER どんなスピーカーも美しい音にしてしまう魔法のリボンツイータ、パイオニアの『PT-R13A』。とても繊細な音で艶っぽい。
やっぱこれが最高。全く別物に変貌する。まるでシステムが大型になったかのように聴こえる。が、バッフルからはみだすので取り付けは無理。

sct11xg08 というわけで、今回は一番バランスの良いSONYのツイータに交換することにした。取付穴開口部の大きさはぴったりだったが、ネジ穴が合わない。45度ずらして穴を開け直しすれば良いのだが、このままでは元の穴が出てしまって、見た目がちょっとねぇ。。

| | コメント (0)

今時のスピーカーってヤツ

仕事部屋のスピーカーにと、前から気になっていたトールボーイスピーカーを購入。現行商品で、ねこまぎとしては珍しく昭和のオーディオ機器では無い。

なんせスペースが無いので、今まではSOLID(B&Wの前身)のスモールモニターを天吊りで使っていたが、どうも気に入らない。スピーカー自体はなかなか良いモノなのだが、頭の上から音がするのに違和感があるし、低音も不足する。

sct11xg04 調べてみるとさほど値段も高く無く、それじゃあ、、ということで。DENONの『SC-T11XG-M』という、最も下のランクではあるが、省スペースという観点からは一番良さそうなのをチョイス。安いしね。届いてみると、かなり高級感のある光沢塗装仕上げで、これでペア2万円弱は安い!(ただし再生品なので部分的に少傷あり)

ピュアオーディオというよりはホームシアター系の製品と思われる。8cmのウーファー(フルレンジ?)2発とツイーターという構成。エンクロージャーはバスレフになっており、裏側の床近くにダクトがある。共鳴管的な動作も多少はあるんだろうか?

早速鳴らしてみると低音は豊かでいいのだが、高域がかなりキツい。カンカンというか、キンキンしていてかなり耳障りな感じ。ツイーター鳴り過ぎ。最近のスピーカーはこういう音が多いような気がするが、流行なのかね?

sct11xg02 ツイーターを外してみる。位相補正用のフェイズプラグが付いた樹脂製コーン。裏にはキャンセリングマグネットが貼ってあり、防磁設計となっている。フレームも樹脂で値段相応安っちい。インピーダンスは6Ω。

sct11xg03 アッテネータを入れてちょっと落としてみたが、レベルは落ちてはいてもあまり印象は変わらず。次に高域のインピーダンス上昇を抑えるため、補正用の抵抗をパラってみる(長岡鉄男氏の著書を参考に‥‥)。

ダメ。。。高域のピークは消えてかなり大人しくなるが、それでも耳障りな音は消えない。さあて、これからどう料理するかね?

| | コメント (0)

吸音材充填

Otto29 レトロスピーカー用に注文しておいた「シンサレート」が届いた。新種の吸音材で、マイクロファイバの一種らしい。吸音効果が大きく、グラスウールなどと比較して、1/2以下の量で同等の効果が得られるとのこと。

そして何よりグラスウールのようにちくちくしないし、健康被害が無いというのがうれしい。

触った感じはマイクロファイバ独特の皮膚にまとわりつくような粘っこさがあり、剥がれた細かい繊維はベタベタと皮膚にくっつく。ちょうど蜘蛛の巣みたいな感触で、ちょっと気持ちわりー(^^;

バスレフダクトに耳を付けると中高音が結構漏れており、この前から気になっていたので早速中に貼り付けてみた。

おっ、いいねえ。。。

何と表現して良いのかよくわからないが、とにかくここまで変わるとは思っていなかったので驚いた。高域のキンキンした感じが無くなり、音のまとまりが良くなった。

「静かになった」とでも言おうか。。デカイ音で鳴らしていながら「静か」というのもおかしいが、余計な響きが消えてとにかく静かと言う表現しかしようが無いのだ。今までガシャガシャと色々な反射がまじりあって音を濁らせていたのだなぁ、と改めて気づく。

低域と高域のバランスも良くなり、音の重心が低くなった。ビバ!シンサレート。

共振止めにレジェトレックスを貼り込んであってピカピカ光っているから、多分音も反射しやすかったのだろうね(←うそ)。

| | コメント (0)

レトロスピーカー製作 その8

8cmユニットでうまくいくと今度は10cmをどうしても付けたくなるのが人情だ(意味不明ですが…)。しかしダクト径が小さくてバスレフの効果はあまり出ない。

さあてどうしよ?

おお、そうだ『ツインダクト』にしよう!

2本のダクトを付けると、2倍の面積のダクトを付けたのと同じになるのだ(実はコレ、昔ウッドウィルのSさんに教わったもの)。つまり25φのダクト2本だと35φ1本と同じに機能するということ。

だがバッフルにはネットも張ってあり、ダクトを追加することは出来ない。。。そっか、裏蓋に付けてやればいいんじゃないか。ということで早速加工に取りかかった。

Otto25 まずは裏蓋を外しホールソーでダクトの内径に合わせた穴を開ける。

Otto26 次に適当な板の切れ端を探しサブバッフルとし、ダクト外径に合わせて穴を開ける。

裏蓋とサブバッフルの穴の中心を合わせてボンドで固定。暫く乾かしてからダクト用塩ビ管を差し込んでセメダイン・スーパーXGで止めれば出来上がり!

Otto27 バッフルのダクトの反対側に同じ径、長さのダクトがもう1本。面積が増えた分だけ共振周波数も上がるので、エクステンションで長さを追加する。計算上ではダクト長120mmくらいでfd=50Hzくらいになるはずなので(といっても自分で計算したわけではない)、ちょい長めの塩ビ管を差し込んでおく。

よしよし。。。そして試聴

低音 キターーーーーーー( ゜∀゜)

Otto28 すんばらすい。やっぱり10cmの方がイイ!
これかなりイケます(毎回そういってる気がする)。低音域、高音域共に密度がかなり違う。。8cmだと上下に多少中抜け感があり、若干加工された音のような印象だが、こちらは均一に音が詰まっているので、空気感が伝わってきてリアルだ。

特に7-8kHzあたりにある微妙なピークが、ヴォーカルモノなどを聴いたときに歌い手の息づかいを伝える味付けになっているようだ。ただしこれについては「f特がフラットで無い」部分なので好き嫌いが分かれるとは思う。

うーん、、やっぱフルレンジはいいねえ。

| | コメント (0)

レトロスピーカー製作 その7

Otto19 サブバッフルもバッフルと同じ塗料で黒く塗装して放置プレイ1日。ユニットの固定は黒いキャップスクリューに。

さて、すべての部材加工が終わったので一気に組み上げてしまいましょう。

Otto17 バッフルと枠を固定する前に枠の上下(前回空気漏れがあったところね)にまだ少し隙間があるので、エプトシーラーを細く切って貼り込んで機密性をアップ。むにゅむにゅした発泡ゴムのシールで、これも車用のデッドニング用品として簡単に手に入る。

Otto20 一応形が出来たので設置して聴いてみた。おお、とにかく低音が良く出るユニットだ。

が、しかしダクトの共振周波数は合っているのか?8cmユニットと10cmユニットどちらがいいの?聴感上は8cmの方が低音が良く出ているけど。。

というわけで簡易的に実測してみることにした。

Otto23 スピーカーの前にマイクを設置する。手許にあるのはSHUERのSM57かRODEのNT2。SM57はカタログ上の周波数特性が40Hz-15kHzなので明らかに役不足?NT2は20Hz-20kHzなのでこちらを使うことにする。

Otto22 コンデンサ型でファンタム電源が必要になるので、SoundcraftのSPIRIT FOLIO LITEを間に入れて使う。こいつのf特がフラットかどうかは疑問だけど、まぁ仕方ない。。プリアンプはNIKKOのC-203、パワーアンプは同じくNIKKOのA級アンプM-202 MkII。

Otto24 そして取った特性がこれ→→→

ダクトはエクステンション?を外してエルボのみの状態。これだけでも70mm-80mm程度の長さになる。延長用のダクトを付けた状態では共振周波数は低すぎて測定不能。

20Hz-30Hzにかけて共振の山がある。ちょっと低すぎなのでエルボを1cm程度カットしてみたが、山が小さくなるだけで高い周波数方向に移動することは無かった。何故?結局色々試してみたが、この20Hz前後の山の高さを変えることしか出来なかった。よくわからん。誰か教えて下され。。

8cm(DCU-F101W)の3kHzあたりに大きなピークがあって、これは最初に聴いた時に感じた耳に付いた帯域だね。しかも4kHzに今度はディップがあるので、これが独特の癖のように聴こえるのだろう。ちょっとHi上がりなのがうるさい気もする。

10cm(DCU-F102W)の方は比較的平坦な特性で、聴感上もおとなしくて上品。低域のレベルは落ちるが鳴り方にゆとりがある印象。レベルが低いのはキャビネットの容積とダクト径の関係によるものだと思う。高域のピークもなだらかで刺激的な音では無い。

試しにダクトを塞いで密閉でも測ってみたが、どちらのユニットでも70Hzあたりから下にかけてダラダラと落ちて明らかに低音不足になってちまった。こりゃだめだ。

8cmと10cm、甲乙付け難い感じだけど、低域-高域のバランスからみて、このBOXでは8cmを付けるのが正解かな?と思う。10cmも悪くは無いが、今回の仕様ではダクト径が小さすぎてほとんど効いてないので、バッフルの作り直しになってしまう。一方、今後もう一組同じユニットを使って新たにスピーカーを作るのであれば、間違いなく10cmのユニットを選ぶだろうね。

| | コメント (4)

レトロスピーカー製作 その6

Otto14 バッフルにクロスを張る前に黒く塗装。こうしておかないとクロスからダクトやらユニットなどが透けてしまい、見てくれが悪くなる。いつもはラッカー塗装するのだが、どうせ表には出ない所だし、多少ムラになっても問題ないので、黒の水性塗料にした。臭くないし。

ナット部分に塗料が流れ込むとネジ山が埋まってしまうので、丸いシールでマスキング。塗装後約1日乾燥。

Otto15 ナットの位置が透けないように黒いシールを貼る。近くにある三和の文具売り場に探しに行ったら、直径がぴったり(16φ)の黒い「マイタックラベル」があった。

Otto16 さていよいよネット張り。サランネットみたいに編み目がはっきり出るものだと水平、垂直を出しながら均等なテンションで張るのはとても難しいので、今回は手抜きでジャージクロスにした。コイズミ無線で購入。レトロ感を重視して色はベージュ。

周囲にゴム系接着剤を塗って、引っ張りながらペタペタと止めていく。更にその上からタッカーで数箇所補強した。いいかげんな張り具合でも編み目の乱れが気にならないので楽だ。

| | コメント (0)

レトロスピーカー製作 その5

Otto07 ←←←それぞれのユニットを取り付けてみた写真

Otto12 ここまでの段階でいよいよ音を出してみる。大きなマグネットに重そうなコーン、ゴムのエッジなど見るからに低音が出そうなユニットなので期待出来そうだ。

まずは8cmユニットで試す。ダクトはちょっと長めに切った塩ビ管が何種類か手許にあったので、それを取り付けた。ダクトの共振周波数は50Hz位かな?裏蓋は適当に合わせて切ったMDF。

あれれれーーーー?

低音がスカスカ、低い方はせいぜい200-300Hz程度までしか出ていない感じ。上はフルレンジとしては、かなり気持ち良く伸びているが少々癖がある。2-3kHzあたりに微妙にピークがあるようで(あくまで聴感上、測定はしていない)、紙っぽい感じというかちょっと耳に付く帯域がある。

よく調べてみたらバッフルと枠の間に上下3mm程度の隙間がありましたー``r(^^;)ポリポリ

このBOXはバッフルに直接ネットのクロスを貼って表側からはめ込み圧着する構造になっていて、左右は枠側にある固定用の耳に密着するが上下ははまっているだけ。クロスを貼っていないので、その厚み分だけ隙間が出来ていたのだった。

Otto13 桜色のきれいな養生用テープ(笑)で間に合わせに隙間を塞いで再チャレンジ。

おお!これかなりいいっス。8cmとは思えないような低音と艶のある高音。このままでもいけそうな音だ。

中高音の癖はやはり残っているが、だいぶやわらいだ。これは後に吸音材の充填などである程度解決出来るかもしれない。

| | コメント (2)

レトロスピーカー製作 その4

Otto11 枠部分がかなりヤワな材質で、叩くとポコポコ鳴る。箱鳴りしそう。どうみてもエンクロージャーを積極的響かせて…というような高級な素材では無いので、極力箱鳴りは抑えたい。

補強財を取り付けようかとも思ったのだが、スペースが狭く取り付けにくいこと、めんどくさいのもあって(でた!めんどくさい)レジェトレックスを貼ってみた。

アルミのシートに分厚いねばねばしたブチルゴムみたいな接着剤?が塗布されている、カーオーディオの世界では共振止めとしてもはや定番になっている防振材。でもピュアオーディオで使っているという話はあまり聞かないなぁ。なんでだろ?

Otto10 コレを枠の裏側にぺたぺた貼っていく。効果は抜群で、叩いてもあまり鳴らなくなった。当たり前か…続いてダクトを固定したバッフル板を枠に仮組みする。いいやん。ぴったり。

そこにユニットを取り付けたサブバッフルを固定。ここまでは穴の大きさ、配置などもすべて計算通り。ダクトの位置がユニットと干渉しなければいいなぁ、と思っていたので、ここも問題無くて良かった。

ねこまたぎは細かい位置計算などせずに作る傾向があるので、大抵はどっかに予想外な障壁が出てきたりする。何も問題が起きないのは大変珍しいことだ(笑)。

| | コメント (0)

レトロスピーカー製作 その3

Otto08 サブバッフルの接着剤が乾いたので、塩ビ管のエルボを接着する。ちと緩い?0.5mm程度の遊びが出てしまった。予定では押し込むだけである程度固定されるφのはずだったのに…採寸ミス?

Otto09_2 まあでも接着剤で固定すれば大丈夫な範囲なので、気を取り直して作業をすすめる。充填性の高い接着剤を使わなければならないので、セメダイン・スーパーXGを使用。

最近はこのテの無溶剤型の接着剤が色々出ているが、違いがどうもわからん。「セメダイン・スーパーX」「セメダイン・スーパーXG」「コニシボンド・ウルトラ多用途SU」etc.

まあわかり易い特徴として「万能」「速硬化」などと表示はされているが、もっと詳しく強度や適している材質、耐久性などについて具体的な性能比較一覧などがあればいいのになぁ、と思う。その辺がよくわからないので、結局毎回気分で選んでるというのが実情。

Otto06 接着強度を高くするため、塩ビ管表面を軽く紙やすりでこすって足付けをしてから取り付ける。速硬化とはいえ完全に硬化するまで24時間程度かかるので、その間にテスト用にユニットをサブバッフルに仮組みしておくことに。

こちらは8cmユニット、10cmユニット共に、問題無くぴったりときれいに収まった。おお、いい音がしそうな気がしてきたぞ(^^)

| | コメント (0)

レトロスピーカー製作 その2

Otto02 ストーリオからの出来上がりを待つこと一週間。綺麗に仕上がったMDFのバッフルが送られてきた。

今回のスピーカーはバッフルに直接ネットを張る構造になっており、バッフル正面に突起物が出ては困るので、裏側から当てるサブバッフルを作ってスピーカーのフレームを埋め込む形にした。

本当はバッフルの裏側からユニットを取り付ければ問題無いのだが、今回のユニットは表からしか付かない形なので止むを得ない。サブバッフルは8cm用と10cm用の計4枚。あとダクト固定用の小さなサブバッフル2枚。

Otto03 まずはツメ付きナット(フランジナット)を埋め込む。MDFは木ネジがあまり効かないので、バッフルの固定はネジをナットで受けなければならない。埋め込み段差はMDFの加工時に付けておいてもらったので綺麗に仕上がる。

叩いて埋め込むと板が割れたり傷ついたりするので、裏側に当て板をしてからネジで締め込むと簡単に入る。言葉ではうまく表現できないので、写真をご覧あれ。結構なトルクがかかるので、ネジは焼き入れされた丈夫なものを使わないと、ネジ山を壊してしまい抜けなくなるので注意が必要だ。

Otto04

←←ナットの埋め込みが完了したバッフル。

Otto05

次に裏側にダクト用のサブバッフルを木工用ボンドで貼り付けて、木ネジで軽く固定する。このまま乾くまで一日置いておく。

| | コメント (0)

レトロスピーカー製作

Otto01 何年も前に手に入れてほったらかしになっていた「OTTO」(サンヨーのオーディオブランド)の古~いスピーカーBOX。レトロな見た目が気に入って購入したのだが、ユニットは安物の2WAYで大した音はしなかったので、そのうち作り直そうと中身を抜いてBOXだけ保管してあった(といってもバッフルと裏蓋を外して捨ててしまったので、枠だけ-笑)。

いいかげん作ろうと思って引っ張り出して使うユニットを物色したのだが、手持ちに良さそうなものが無かったので、新たに購入することに。

Dcuf101w01 前から気になっていたPARC Audioというブランドのウッドコーンのユニットを試してみることにした。最初は8cmのユニット[DCU-F101W]だけにするつもりだったのだが、在庫僅少の言葉につられて、つい10cmユニット[DCU-F121W]まで買ってしまった(病気再発)。

次にバスレフ前提でダクトの計算をする。といってもねこまたぎは計算は大の苦手…なので便利なエンクロージャー設計支援ソフト「sped」を利用させてもらう。BOXの各辺の長さとダクト径を入力するとダクト長を計算してくれる。今回使用するユニットのデータもプリセットされているので好都合。

BOXの形が変則的でそのままでは容積が出ないので、側面→台形の面積を計算後(上辺+下辺×高さ÷2だよね?忘れちったよ。。)、横幅をかけておおよその容積とする。spedで同じ容積になるような近似値の仮想BOXを設定してダクト長を決めることにした。容積は約7.5L、ダクト径は25mm。

10cmユニットを使うのであればダクト径はもう少し大きくしなければならないのだが、塩ビ管を使う予定なので内径25mmの上は50mmになってしまう(近くのホームセンターではこれ以外売っていなかった)。これだと太すぎてダクトをかなり長くしないと共振周波数が下がらないし、スペースの関係でBOXに入り切らない。容積も足りない。

仕方ないのでダクト25φで60mm-80mmとして細かい調整はカット&トライで決めることにする。それでも80mm真後ろに向けて取り付けるのは無理なので、バッフルにエルボのジョイントを固定して、ダクトパイプは内部で上に向けることにするという構想。

部材加工はかなり精度が要求されるので自分では無理(木工は苦手です)。図面を引いてストーリオにお願いすることにした。東急ハンズやアートマンあたりで加工してもらっても良いが、板の購入、穴1個に付きXX円みたいな価格を積み重ねていくと結構高くつくことが多い。半端な板材も残ってしまい無駄が多い。

その点ここは図面をPDFで送れば必要な大きさだけの板材で加工してくれるので、無駄が無く手間要らずだし、値段も良心的。細かい注文や相談にも丁寧に応じてくれる上、加工の精度も文句無しなのでおすすめ。

| | コメント (2)

SPの端子交換

完璧スピーカーの入力端子を交換した。最初から付いていたのはふつーのプッシュ式。ニッケルメッキの、まあ一般的なもの。これが中心から少しずれて(少し右よりに)止まっていた。これだけ綺麗なボックスを作る人が、何故中心からずれた場所に付けたのかちょっと疑問だ。しかも2個共同じ場所。何か意図があったのか?

しかも外してみたら、ボックス側は丸穴になっていた。端子の縁で隠れていたので気づかなかったが、こういう所にはちょっと神経質なねこまたぎは直したくなるのだ。

裏板は外せない構造なので表からジグソーで切り抜いて、比較的大型の金メッキ端子に合わせて穴を広げて付け直した。ジグソーの刃って意外と長いのだね。思ったより奥まで届いていたようで、中の板材を少し傷付けてしまったのが残念。まあ、見えない所だし、音にも影響は無いだろうから気にしない。

Kanpeki06 内部の配線がACコードみたいな灰色の平行線だったので、これもスピーカー用の線に取り替えた。バックロードなので内部に複雑に配線が通っていて、入れ替えが大変だった。元々入っていた線に新しい配線をタイラップで固定してから少しずつ引き出す。途中で引っかかってしまったりしてかなり難航したが、無事通すことが出来た。万一中でタイラップが外れようもんならおしまいだもんね。二度と通すことは出来なくなってしまうのでドキドキした。

これで音の入口→スピーカーユニットまで完璧になって、すでに完璧なスピーカーは更に完璧に近づいたのだよ。バナナプラグも使えるようになったしね。満足(^^)

| | コメント (0)

これだけは言いたい

Kanpeki03 「完璧!」スピーカーのネット外しが無事終了したので張り直すネットを調達しなければならない。こういったアンティーク風のスピーカーには断然サランネットである。アキバのコイズミ無線で聞いたが、「最近はサランネットは無いんだよねぇ」と。。キムラ無線も同様の答えだった。

仕方無くWEBを探す。サランネットで検索をかけたがヒットしてくるのは、ほぼ全部ジャージネット。しかも「サランネット」という名前で売られている。そもそもサランネットという呼び名は『サラン』という素材を使って作られているからであって、スピーカー用ネットの総称では無い。

サランは昔のステレオのスピーカーに付いていたような、ガサガサした硬い素材で目の粗い編み方をしてある。編み方も色々、糸の色も金や銀などが混ぜてありバリエーションに富んでいる。伸縮性はほとんど無い。身近なところではエアコンのフィルターがサランネットだ。

最近はスピーカー用ネットは、何でもかんでもサランネットと呼ぶ傾向があるようだが、ジャージネットとサランネットは素材が全く違い、質感も別物。そのあたりは正しく表記して頂きたい。

Kanpeki05 購入したRHODES用ネット→

結局オーディオスピーカー用は見つからず、フェンダーのギターアンプやローズピアノなどに使われている楽器用のネットを購入。(Urban Music)日本国内では作られていないようで、アメリカからの輸入品になってしまった。1mあたり4,000円とかなり高い。

| | コメント (0)

恐るべしダイソー

Kanpeki02 ネットがだいぶ汚れており、木枠の形に黄ばんでいたので張り替えることにした。枠にタッカー(デカいホッチキスみたいなヤツね)でバシバシ止まっていたので、ちょっと外すのに手間取りそう。

ここですごい発見をした。こういった場合、通常小さいドライバーをタッカーの針と枠の間に差し込んでハンマーで叩き、浮いてきた所をニッパやペンチで引っ張って外す。

ところが先の細いドライバーというのは当然弱く、数箇所こじっただけで先が曲がってきてしまうのだ。そのため1本はダメにしてしまうのを覚悟でやるのだが。。

Kanpeki04 ★今回使ったDAISO製100円の絶縁ドライバー→

近所のダイソー(言わずとしれた100円ショップ)で購入した『絶縁ドライバー』というヤツは、見た目には安っぽいが、これがメチャメチャ強い!先は非常に細くて、トリマーの調整などに使えると思って買ったもの。

ガンガン叩いてもこじっても全く曲がらない。こいつのおかげで非常に効率良く作業を終わらせることが出来た。すげえな。高品質だ。

『ダイソー、あなどりがたし』。。o○

| | コメント (0)

完璧?

先日オークションで『完璧!』というタイトルのスピーカーを発見。何だろう?と思って見てみたら手作りのスピーカーだった。外観も音も文句無し、それで完璧!ということなのかね?

Kanpeki01 それがこれ→→→→→→→→→→

「XX工芸」という名前からして出品者はプロの木工屋さん。多分サンプルとか趣味で作った作品なのだろうと思う。ちょっと古びた感じだったのでサンプルかな?

使用ユニットはFOSTEX(フォステクス)のFE103。フォステクスのユニットは紙っぽい音があまり好きでないので、どうしようかな~と思ったのだが、気に入らなければユニットだけ入れ替えれば良いのだし、外観はとても気に入ったので落札。

即決価格が設定してあったので、難なく手に入れることが出来た。

届いて聴いてみると、あ~らびっくり!いい音するじゃあないですか。今まで聴いてきたFOSTEXのユニットを使ったスピーカーは、ことごとく紙っぽさがあって好きになれなかったが、それがあまり無い。

バックロードの弾むような低域も良く出ているし、レンジこそ狭いがバランスも上々、普段使いには十分な音が出ている。アンティークな風合いの外観はインテリアには最高。お買い得品だった。

欲を言えば‥‥■高さが低いので(50cm程度)床置きにするとユニットの位置が低くなる。指向性が比較的強い傾向もあり高音が耳許まで届かず、もこもこした音になる。
■もう少し高域のレンジが広がるといいなあ。

なので、ユニットを色々換えて試してみようと思う(やっぱり換えるんかい!)。もしそれでもダメなら上にツイーターを載せてみるかね?

| | コメント (0)